ディメント王国辺境の地…… 貴方は、冒険者仲間と共に港町イルファーロを目指していた。
旅路の途中、道に迷った一行は偶然地下迷宮の入り口を見つけ出す。 好奇心を抑えられず、貴方達は地下迷宮へと足を踏み入れるが
そこで凄惨せいさんな戦いの場面に遭遇してしまう……

ポークルのシーフ くそ！　俺がヤツの注意を引く！
その間に攻撃してくれ！ マージェ あれは古き者どもと呼ばれる怪物･･････
とても勝ち目はねぇ･･････ ドワーフのプリースト ！？　なにをしている！
そこのお前たち！　逃げろ！！ マージェ すげぇ……強すぎだぜ、あいつ ソルグラン あの青い鎧は……
あれが最強の冒険者と呼ばれている
【ゼロ】じゃないか？ マージェ さっきのパーティだってそれなりの冒険者だったはずだ。
そいつらが手も足も出なかった怪物をたった一撃で……
俺達もあんなふうに強くなれるのか？ ソルグラン 俺はなるつもりで冒険者になったがな。
お前たちはどうだかしらんが。 マージェ なるさ！
騎士に取り上げられてディメント王国のために
働くのが俺の夢だからな！ ソルグラン おい、お前はどうなんだ？
ちっ！　まださっきみたいな化け物がいるのか！
バラバラになって逃げるぞ！
全員やられるよりマシだろ！ マージェ 仕方ない！　運がよければイルファーロでまた会おう！

• いったいどこ出身なのかは不明。他の冒険者仲間二人と比べて装備が簡素すぎるのが気になってしょうがない
• プレイヤーのこと

魔力消失（マナ・ロスト） アザルス歴 380 年 ディメント王国の各地で天変地異が起きた 魔法の根源である魔力（マナ）が失われる……
これは魔法に携わっていない人々にとっても大問題だった ディメント王国魔法局は、魔力消失の原因を探るため
王国の各所にある遺跡や迷宮に調査団を送った
しかし妖魔妖獣の類たぐいに阻はばまれて調査は一向に進展しなかった 特にディメント王国首都アイトックスの地下に広がる旧地下水路は
次々に魔物が湧き出し、全く調査できなかった そこでディメント王国魔法局は冒険者に向けて御触おふれを出した
「旧地下水路に赴おもむき、魔力消失の原因を突き止めた者に騎士の位と報酬を与える」 騎士になるのはすべての冒険者の憧れであり
腕に覚えのある者たちは我こそはと、ディメント王国を訪れた この港町イルファーロから…
あなたの冒険が始まる

• （ムービーの序盤）なぜか桟橋に降り立っている。いったいどこからどうやってこの街にやってきたのか。

エレシェふぅ…
街が冒険者で賑にぎわって冒険者ギルドが潤うるおうのは結構だけど
これじゃ冒険どころじゃないわ、まったく。
生活のため、本業が疎おろそあの男がこの街の側に来ているかもしれないのに…
って、言ってる側からまた一人…
そこのキミ！　うん、そうキミ。
キミって見たところ、新参者の新米冒険者って感じだけど
この街は初めて？
私は、エレシェ。冒険者ギルドの使いで
この街に来たばかりの冒険者に案内をしているの。
ここはディメント王国の「港町イルファーロ」
……首都アイトックスに隣接した港町で
かつてはだいぶ栄えていたらしいの。
最近海は怪物と魔物だらけで釣りにも出れないし、
隣の大陸からの輸入船団も辿たどりついていないから
寂さびれていく一方だったみたい。
けど、あなたも知ってるでしょ？
【旧地下水路で魔力消失事件の原因を突き止めた者に
騎士の位と報酬を与える】っていう御触おふれ。
あれのおかげで冒険者がたくさん来て
それで賑わいを取り戻している感じね。
この「港町イルファーロ」は
冒険に必要な施設は整っているから
冒険者にとっては便利な街なのよ。
ところで、冒険者ギルドの登録は済ませた？
登録しないと、この街で仕事が出来ないうえ
入場できる区画も制限されるから登録は必須よ。
ちなみに登録するには、試験を受けてもらうことになるわ。
まあ、心の準備ってものも必要でしょうから
都合が良くなったら、また声を掛けてね。
私はこのあたりにいるから。

• ゼロのこと
• まるで漂流して辿り着いたか、気が付いたらここにいた人にするかような説明