"デフォルト" という言葉について

Jul 22, 2015 essays idleness

デフォルトという単語について思っていること。

ソフトウェアの分野でよく使われる「デフォルト」という言葉。 ソフトウェアにおける初期状態のことを意味しているが、広く認知がされつつあり原義通り使われなくなっている。 日本語におけるデフォルトの使われ方として「標準的に」や「基本的に」、「最初から」という意味で使われることがたびたびある。 また「デフォ」と略されることもある。

  • デフォルトで会合に参加する
  • 銀行はデフォルトで15時に閉店する
  • デフォルトで注文する(トッピングがある料理でトッピングを何もしない状態)

横文字使わず日本語使おうよと思うけど… 私個人として default という語はいい意味ではないのであまり使わないようにしたい。

default とは de [強調] + fault (欠落) という語源を持ち対応する日本語の意味として(債務を)履行しない→債務不履行 (裁判に)欠席→欠席裁判 (試合に)参加しない→不戦敗 と言った意味がある。 ソフトウェアにおけるデフォルトは値を入力を怠った時に代わりに利用される値のことや、ソフトウェアのセットアップした直後で設定を怠った状態つまり初期状態を指す。 このことは default の原義に沿った使い方である。 しかし、このような使い方から拡大解釈され日本語となった デフォルト としては原義のような悪い意味を含まない。 例文の「デフォルトで会合に参加する」の デフォルト標準の意味ではあるが、原義では欠席裁判の意味もあると考えると皮肉にも感じる。 ソフトウェア分野でも 既定の状態 の意味で用いられ設定を怠っているわではないのに デフォルト という言葉が使われ残念に思う。 デフォルト という言葉は悪い意味限定で使うことにしたい。