13号施設 :: DRAFT

Lore

サンジェント遺跡に程近い場所にある古代遺跡。
恐らくドラグーン時代のものと思われる。
旧地下水路の地下ドラグーン遺跡から溢れ出た
異形の者たちと酷似した魔物が徘徊しているため、
人造生命体を研究していた施設と目される。

モンスターリスト

実験場

モンスター名
Literal
解釈
サクリファイス サクリファイス Sacrifice いけにえ
デッドリースポーン デッドリースポーン Deadly Spawn deadly: 死を思わせるもの
spawn: 引き起こすもの
プロトタイプ プロトタイプ Prototype 試作品
殉教者 イノヴェルチ殉教者(暗器) InovercheMartyr inoverche: [露] иноверец の音訳?
иноверец: 異端者
殉教者 イノヴェルチ殉教者(杖) InovercheMartyr inoverche: [露] иноверец の音訳?
иноверец: 異端者
インペリアルソウル インペリアルソウル Imperial Soul inperial: 皇帝の
soul: 霊魂
バーゲスト Rare Creature バーゲスト Barghest イングランド北西部ノーサンバーランド周辺の民間伝承に登場する不吉な妖精。
鎖を引きずり角と鉤爪のある赤い目の黒犬の姿をしていることが多い。
バーゲストを見ると近いうちに親しい人物の死が訪れる。または、重要な人物の死が近づくと荒野で吠えるとされている。
囚人番号13番 Unique Creature ディメントの狂犬囚人番号13番 Mad Dog of DimentoPrisoner 13
ザ・ステイク Final Guardian's Gate 背徳の断罪者ザ・ステイク Nefast CondemnerHatred 不詳
stake: 杭・支柱
ザ・ブロード Final Guardian's Gate 背徳の断罪者ザ・ブロード Nefast CondemnerHatred 不詳
broad: 広大な
ザ・パーソンベリード Final Guardian's Gate 背徳の断罪者ザ・パーソンベリード Nefast CondemnerThe Person Buried 不詳
person: 人
buried: 埋められた

管理区域

モンスター名
Literal
解釈
マーダードール マーダードール Murder Doll murder: 殺人を犯す
doll: 人形
テスタメント テスタメント Testament (神と人との)契約
殉教者 イノヴェルチ殉教者(迎撃手) InovercheMartyr inoverche: [露] иноверец の音訳?
иноверец: 異端者
アプレンティス Rare Creature アプレンティス Apprentice 見習い
Dr.マドゥール Unique Creature マッドスカラーDr.マドゥール Mad ScholarDr. Madoole mad: 気が狂った
scholar: 学者
Dr.: [doctor] 博士の称号
Madoole: 人名
シチズンキラー Lawful Guardian's Gate シチズンキラー Citizen-Killer citizen: 市民
killer: 殺人者
イノセントソウル Chaos Guardian's Gate イノセントソウル Innocent Soul innocent: 無実の
soul: 霊魂
シンフルトレジャー Neutral Guardian's Gate シンフルトレジャー Sinful Treasure sinful: 邪悪な
treasure: 財宝

ダンジョン攻略

035. 冒険者ギルドの使者

女の声 おーい! キミ! エレシェ よかった、もっと奥に行かれていたら、
探し出すのが大変だったわ。 マージェ よう! 俺らもいるぜ! ソルグラン まったく面倒な話だがな。 エレシェ キミがね、ベルシュさんと会っている間に冒険者ギルドへ
『目利き人』から聞きだした情報が入ったの。
私たちはそれを伝えるために来たのよ。 ソルグラン 俺たちは、エレシェ姉さんのお供だがな。
いいように使われている。

エレシェが「キッ」っとソルグランを睨んだ。

…… エレシェ それによるとこの13号施設の奥に進むには、
ダルア 13 世の手記が重要な鍵を握っている
とのことらしいわ。
あ、ちなみに、ダルア 13 世は、ディメント王国が
誕生する前にあったダルア帝国の皇帝よ。
当時、「黎明の君主」とも呼ばれたらしいけど
晩年には狂気に走ってそのまま歴史の表舞台から
姿を消したらしいわね。
そのダルア 13 世が、ここを訪れたことから
13号施設っていう名前の由来にも
なっているみたいね。
ごめん、話が反れたわ。で、これがダルア 13 世の手記よ。
といっても『目利き人』が持っていた物の複製品だけどね。

エレシェから一冊の手記を受け取った。
だが、そのページのほとんどが空白だった。

その手記には仕掛けがあるらしいの。
「真実の光」を照らすと文字が現れるとのことだったわ。
大方、この施設にある特殊なあかりだったりすると思うけど。
この手記に先に進むための手がかりが
書かれているらしいから、その「真実の光」を探して、
文字を現しながら進む感じになると思うわ。 マージェ 今回は、俺らもこのダンジョンを探索するぜ。
冒険者ギルドからおまえを手助けしてやってくれって
言われているしな。
これを受け取ってくれ。

マージェから何か受け取った。

俺たちのトークリングだ。何かあったときは、
これで連絡しあおうぜ。 ソルグラン 万が一、お宝見つけても山分けはなしだがな。 エレシェ それじゃ、一旦解散しましょう。
くれぐれも無茶をしないようにね。 valuable item 冒険者ギルドのトークリング
valuable item ダルア 13 世の手記

冒険者ギルドのトークリングと
ダルア 13 世の手記を受け取った。

036. 婚約指輪

シャーデ あら、あなたでよかったわ。
ゼロ】だったら面倒だと思っていたのよ。
ところで今日は何の用?
ハルシアの破片を奪いに来たって言うんなら、
分かっているわよね? * いのちがないわよ! *

あなたは、シャーデに婚約指輪が欲しいと伝えた。

……婚約指輪が欲しいの?
何言ってんの? 気は確か?
誰があんたとなんか婚約するって?
……ルーシェの婚約指輪
ああ、この小娘の指輪を渡せってこと。
あら、これ婚約指輪だったの?
綺麗だったからそのままにしていたけど
人の婚約指輪だなんて気持ち悪い……
興味が失せたわ。
別にこんな物いらないから、
あなたにくれてやってもいいけど……
まさかこの私からタダで貰えるなんて
思ってはいないでしょう?
バカじゃないんだから。そうね……
ゼロ】が私を追ってこの施設まで来ちゃったのよ。
まるで乳離れできない子供がお母さんを
求めるようにね……。フフフ、本当に困ったちゃん。
あなた近頃「【ゼロ】を出し抜いた冒険者」とか
持てはやされているそうじゃない。
その実力見せて欲しいものだわ。
フッ……別に正面切ってあいつとやり合えなんて
言わないわよ。
ゼロ】は、特別。
私とあいつがり合っている横を通り過ぎて
先にゴールしたようなあなた程度が
勝てるなんて思ってないわ。
私があなたに要求するのは、
バカにでもできる簡単なことよ。
私がここで事を済ませる間、【ゼロ】の足止めをして
欲しいってだけ。別に方法は問わないわ。
それまでこの指輪は捨てないでおいてあげる。
それじゃ、精々私をがっかりさせないように
頑張ってちょうだいね。
冒・険・者さん。 titleICI21 美女の飼い犬

037. 冒険者ギルドの使者 その2

エレシェ あ、キミか。ちょうど待っていたところよ。
どうやら最初のゲートを突破できたみたいね。
何か進展はあったかしら?

あなたは、シャーデに会ったことを伝えた。

えっ、……なんですって!
シャーデに遭遇したの!?
まさか、まだそこら辺にいるんじゃないでしょうね……
で、会って五体満足ってことは、何か話せたの?

あなたは、シャーデとの会話内容を伝えた。

……なんですって!? 【ゼロ】の足止めを
言いつけられたですって!?
って、【ゼロ】が来ているの? ここに?
そ、そう。じゃあ【ゼロ】の足止め
協力してあげなくっちゃね。
じゃ、ちゃっちゃと【ゼロ】探しに行くわよ! マージェ ……おい、明らかにここに来たときより、
テンション上がっているよな。エレシェ姉さん……。 ソルグラン やめとけ。
ゼロ】のストー……おっかけやってんだから当然だろ。
余計なこと言うと、また面倒なことになるぞ…… マージェ だ、だが、【ゼロ】の邪魔して怒らせたりしたら
不味いんじゃないのか?
万が一、戦う羽目になったらどうするんだ? エレシェ ちょっと、あんたたち何してんの!?
早く行くわよ!

038. エレシェ、ゼロとニアミス

エレシェがいる……

エレシェ あっ!? あの青い鎧の男は! (キャーっつ!
やっべ、マジ顔小っさ! マジ、イケメン!
たっぱでけーっ!! マジ、【ゼロ】さん光天使!)
(ど、ど、どうしよ! かっこよくって
どうしていいかわからないーっ!)
【心の声】
その青い鎧、黒いコート。そして、その二振りの大剣……
あなたが噂に聞くAAAの【ゼロ】ね。
私はエレシェ。こう見えてもAランカーよ。
私は今、冒険者ギルドの特命を受けて動いているの。
そう、そう特命とは、あなたが追っているという
漆黒の美女とも無関係ではないわ……

エレシェは、自己アピールを始めた……

……そんなやつらは、
この大剣シュツルムナーゲルの錆にしてやったわ……
どう、こんな私とフレンド登録してみない!
……っていないじゃない!

タイトル不詳:闇天使を召喚(イベントリプレイ対象外)

闇天使 フシュー……まったく臭い空気だ……
こっちの世界は、臭くてたまらん。
そうそう呼び出されてはたまらんぞ、ダルア 13 世よ……
ん、ちがうか? 人間どもの顔は、区別しにくいな……
お前は、誰だ? まあ誰でもいいか。
我が名はデバスティター。それだけ確かならそれでいい。 デバスティター 何か用か? 早く言うのだ。臭くてたまらん。
空気も貴様の匂いも。

あなたは、闇天使に
アライメントを偽る方法を聞いた。

ん? なんだこの既視感は?
まあどうでもいいか。偽る方法を知りたいと言うのか。
いいだろう。教えてやろう。早く帰りたいしな。
貴様にこれをくれてやろう。

闇天使は、心臓の形をしたオブジェを差し出した。

これは無限の心臓。この偽りの心をアライメントの
色で染めれば、門番なぞ容易に騙すことができよう。
対価は要らんぞ。貴様が先によこした
心臓で血は、十分満たされたからな。
貴様の心臓はいらん。臭くてたまらんからな。

闇天使は、去っていった……

valuable item 無限の心臓

無限の心臓を手に入れた。

タイトル不詳:トークリングで三人に連絡(イベントリプレイ対象外)

エレシェ達に事情を話した。

エレシェ ふーん、大体の事情は飲み込めたわ。
その無限の心臓の色を変えるために、
各アライメントの人間が必要ってことね。
ちょうどいいわ! あたしは、中立よ。 マージェ お前は知っていると思うが、俺は、秩序だ。 ソルグラン まさか忘れたとは言わないよな?
俺は、混沌を信条としている。 エレシェ と、言うわけで出来すぎな感じだけど、
各アライメントの人間が揃っているわね。
当然、協力は惜しまないわ。 ソルグラン おい、エレシェ姉さん勝手に話進めてるぞ……
気(オド)を奪われるんだぞ。 マージェ 俺は、協力する気あるけどな。 ソルグラン お前……こういうとき良いカッコするな。
まるで俺一人が嫌がっているように聞こえるではないか! エレシェ じゃ、準備が出来たら、冒険者ギルドのトークリング
協力してほしい人間に連絡してちょうだい。

タイトル不詳:エレシェを呼び出す(イベントリプレイ対象外)

エレシェ 無限の心臓を中立にするために
私の気(オド)が必要なのね。了解よ。
ここに立っていればいいのね。
大丈夫よ! 今日の私は、【ゼロ】が
このダンジョンにいるという期待感から
気(オド)が溢れんばかりに高まっているから!

タイトル不詳:マージェを呼び出す(イベントリプレイ対象外)

マージェ そうか、無限の心臓を秩序にするために
俺の気(オド)が必要なのか。OKだ。
ここに立っていればいいんだな?
俺は、大丈夫だからお前は、さっさと
その無限の心臓の色を変えてこいよ。

タイトル不詳:ソルグランを呼び出す(イベントリプレイ対象外)

ソルグラン 無限の心臓を混沌にするために
俺の気(オド)が必要なのだな。理解した。
ここに立っていればいいのか?
では、早く行ってきてくれないか。
こんな状態で魔物に襲われるのは、
面白い話じゃないんでな。

039. 漆黒の美女と仮面の貴族

シャーデ ! どういうつもり!?
そのいやらしい仮面、二度と見ることはないと
思っていたのに。
さっさと失せてくれないかしら?
じゃないと殺すわよ。 アラハゥイ おやおや、怖いですねェ~。
でも出来やしないことは、口にするものではないですよ。
そういうことは三下の雑兵が行うことです。 シャーデ …… アラハゥイ そんなに邪険に扱わないでください。
これでも私は今でもあなたのことを愛しているのですよ。 シャーデ よして! 気色の悪いこと言うのは!
あんたのそういった芝居掛かったところが
いちいち鼻に付くのよ!
……で何の用でここに来たの。
まさか世間話をしに来たわけじゃないんでしょう? アラハゥイ いえいえ、世間話をしにきました。
でも、この話は、あなたにとっても
非常に有益なことなのですよ。ええ。 シャーデ ……いいわ。聞くだけ聞きましょう。 アラハゥイ あなた、そろそろ【ゼロ】のことが鬱陶しく
思えてきたのではないですか?
彼が追いかけてくるせいで、ハルシアの破片
集まりが悪いし、わけのわからない冒険者に
先をこされることもある。
でも、かわいい【ゼロ】に手をかけたくない…… シャーデ なんでも、お見通しのようね。
ほんと、食えない男だわ……
その様子だと私がこれから、やろうとしていることも
分かっているんでしょ? アラハゥイ ええ。
あなたがそのことについて調べまわっていることも。
でね、私、たまたまですがその方法を知っておりまして。
どうせなら、ご教授してさしあげようかと思いましてね。
ええ。
ゼロ】の足止めさせたり、調べ事の手伝いをさせる事
以外にも、イノヴェルチの信者の使い道は、
いくらでもあるのですよ。 シャーデ 何をたくらんでいるのかしら?
まあ、いいわ。これ以上、調べ事に時間を
費やすわけにもいかないしね。
ここは、素直に聞いておくわ。仮面の貴族さん。 アラハゥイ ご懸命ですよ……漆黒の美女さん。 シャーデ ……ついでだから、もう一つ聞いておくわ。
あのわけのわからない冒険者、
血を引いているのよね? 守護者の。 アラハゥイ ええ。お察しのとおり。引いてますよ。しかも色濃くね。
あなたも守護者の地は、必要とするところでしょ?
もうしばらくは、泳がせておくのが賢明かと……。 シャーデ ……言われなくても、そうするつもりよ。

040. 漆黒の美女と邪教の司祭

シャーデ ……必要なのは、今言ったものよ。
用意できるかしら? カルコサス お安い御用、……と言うわけにはいきませんが
他ならぬシャーデ様の頼みとあれば
何とかいたしましょう。
教団の……いいえ、私の力をもってすれば、
無理な話ではないゆえに。
ただ、それ相応の代価を頂ければの話ですが……。 シャーデ 分かっているわ。
ほんと欲望に忠実な子ね。いいや野望かしら。
司祭らしからぬ言葉だわ。 カルコサス 邪教と呼ばれる司祭ゆえ。我が教団の教えは、
「心の赴くまま、正真であれ」でございます。 シャーデ フフフ……信仰心の欠片もないくせに。 カルコサス フフフ……滅相も御座いませんわ。
神には強い憧れを抱いております。
神の力にね…… シャーデ そう、あなた神の領域を見たいと言っていたわね。

シャーデは、小さな黄色い塊を見せた。

カルコサス そ、それは……! シャーデ これが、あなたを神の領域へと導いてくれるもの……
お代はこれよ。むしろおつりがくるくらいでしょ。 カルコサス た、たしかに……それをいただけるのであれば、
どんな犠牲を払おうと惜しくはございませんわ!
では、早速手配をしてまいります。 シャーデ フフフ……自分に正直な子は、扱いが楽でいいわ。
……
そう言う私も神の手のひらで踊っているにすぎない、
か……
だけど、せっかく手に入れた不死の力……
幾年もの封印の中、苦汁をなめてまで耐え忍んだのよ。
もう少しあらがってみせるわ。運命というやつにね。

タイトル不詳:三人一緒に呼び出す(イベントリプレイ対象外)

エレシェ 無限の心臓をどれでもないものにするために
私達の気(オド)が必要なのね。了解よ。 マージェ OKだ。
俺達はここに立っていればいいんだな? ソルグラン 理解はした。
……が、三人でだなんて、本当に大丈夫なのか? エレシェ 大丈夫よ! 今日の私は、【ゼロ】が
このダンジョンにいるという期待感から
気(オド)が溢れんばかりに高まっているから! マージェ 俺は、大丈夫だからお前は、さっさと
その無限の心臓の色を変えてこいよ。 ソルグラン では、早く行ってきてくれないか。
こんな状態で魔物に襲われるのは、
面白い話じゃないんでな。

041. ゼロの戦い

デバスティター フシュルルル……
臭う……臭うぞ……
良質なにえどもの臭いが……臭うぞ……
宴(サバト)の会場はここかぁ?
ほぉ、貴様が宴(サバト)の主催者か……
ずいぶんと珍しいソウルの持ち主だ。
そこらの人間どもに付きまとう臭さもない……
ふはははは、今は我は非常に気分が良い。
貴様に願いがあるなら叶えてやろう。
なんなら、不滅の生でも望むか?
それならば我のかてとなり永久の生を謳歌することを許そう。 ゼロ ……ふん、お前如きでは俺の望みは叶えられん。
俺に死を与えられるというならやってみるがいい。 デバスティター ふはははは!
よく吠えおるわ、気にいった!
よかろう、我の一部となり、
共に悠久の時を永らえるがいい!! ゼロ * ハリト * ……お前か。
何をしに来たのかは聞かないが、
ここには何もない。
探し物があるなら他を当たれ。

ゼロは去って行った。

titleICI22 零無双

042. ゼロとの確執

ゼロ ……またお前か。
俺に何か用でもあるのか?

あなたは、ゼロに婚約指輪とシャーデのことを話した。

……それでまんまとあの女の言いなりになっているのか。
だが、あいにく俺も目的があって
あの女を追っている。
お前も俺とシャーデの話を盗み聞きしていたなら
多少は、察しがつくだろう……
そう。俺の体は普通じゃない。死ねない体なのだ。
もう 180 年以上も死を求め、この大陸を彷徨さまよっている……
俺に不死の呪いをかけたのは、無名の魔術師……
そして、この呪われた宿命を解き放つことが
できるのも奴しかいない。
俺は、漆黒の魔女シャーデ無名の魔術師であると
目星を付け追っている。
あのシャーデの口ぶり、当の無名の魔術師じゃなかったと
しても何かしら知っているものだった。
分かるか? だから譲ることはできない。
それを邪魔するようなら……
お前を排除するのみ! やれやれ……
こっちの方がお前より面倒な相手だ。
先に片付けるぞ。

043. 囚われのルーシェ

シャーデ あら、二人とも仲がいいことね。 ゼロ …… シャーデ 二人が遊んでいる間、用事は済ませられたわ。
ほんと、そこのやんちゃ坊主の相手してくれて
助かったわ。
はい、これお駄賃。

シャーデは婚約指輪をあなたに投げた。

いい気味でしょ?
私を閉じ込めたディメント王家の小娘が
こうして不幸になっていく様は最高よ。
この小娘の魂はずっと泣き叫んでいるの。
お家に返して……ベルシュに会わせて……
って、ずっと言ってるわ。
その泣き声が私にとってはこの上ない子守唄よ。
ひどい? ひどくなんかないわよ。
176 年も閉じ込められていた年月の怨みは果てしないわ。 ゼロ ……いい趣味をしているな。
魔女の名に相応ふさわしい。 シャーデ フフフ……
私もそう思うわ。
それじゃ、私は先を急ぐからこれで失礼させてもらうわ。 ゼロ 待て。
一つだけ俺の質問に答えろ。 シャーデ なに? 面倒ね。 ゼロ 貴様は、無名の魔術師のことを知っているか? シャーデ フフフ……
知ってるって答えたらどうするの? ゼロ 教えろ! シャーデ 人にものを聞く態度じゃないわね!
そんなんだからあなたは何も得られないのよ!
フフフ……でもこんなのばかりじゃあんまりよね……
そうよ私は、知っているわ。
無名の魔術師のことも、そして貴方の秘密も。
全てを知りたかったらサンジェント遺跡へ来なさい。
ただしあなた一人でよ。そこのお友達がいると話が
ややこしくなるからね。フフフ……。 ゼロ ……聞いたか?
俺は、サンジェント遺跡に向かう。
お前は、絶対に来るな。いいな。
もし、見かけたらこの俺が斬る。
あと、このことは、公言するな。
冒険者ギルドや魔法局の耳に入って
邪魔されるのは、おもしろくない。

044. 冒険者達の帰還

エレシェ あっ、キミ!
どうやらここが最後のゲートみたいね。
どうだった?
ゼロ】やシャーデたちは居たの?

あなたは、二人に会い目的を達成した事と、
詳細は【ゼロ】に口止めされた事を伝えた。

そう……口止めされたのね。
じゃあ、私もこれ委譲聞いたりしないわ。
私たちは破棄された文書の中から、
怪しい実験をしていた事実が記されたものを見つけたわ。
ここで非人道的なことが行われていたのは
間違いないようね。
このことは冒険者ギルドに報告して、
のちに王国騎士団に制圧してもらうわ。
二度とそんなことができないようにね。
あっ、そうそう。そのダルア 13 世の手記と、
冒険者ギルドのトークリングは、
そのまま持っていてもらっていいわよ。
それじゃ私たちは、港町イルファーロに帰還するわ。 マージェ じゃあな。港町イルファーロでまた会おうぜ。
たまには、港にも来てくれよ。 ソルグラン 大したお宝はなかったな。まあここは、
実験施設だったって話だからしかたない話かもしれんが。
とんだ骨折り損だったぜ。 エレシェ 旧地下水路の魔物を倒したときは、すごいルーキーが
現れたって感じだったけど、あれから幾つもの
冒険を乗り越え……
今は【ゼロ】やシャーデと互角に渡り合う
キミの力は本物ね。
正直、守護者の血のこととか私はよく分からないけど、
今回の冒険でキミが特別な冒険者だってことは、
十分感じ取ることができたわ。
これから先、今よりももっと過酷な冒険が
待ち構えているでしょうけど、
キミなら、それすら乗り換えられそうね。
大丈夫! この百戦錬磨のエレシェ姉さんが
言うんだから間違いないわよ。
自信もっていいんだからね!

エレシェたちは、イルファーロへ戻っていた。

titleICI24 お姉さんのお墨付き