Lecture of Wizardry Online Mythology 3.生き物の誕生 Lect 03. Rise of Life

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この世界の最初の生き物はなんだったのかしらね。

もちろん創造神アヴルール様がお造りになったのでしょうけど、初めて作ったものには格別の愛情があるものじゃない?

人は初めての事にはわくわくするけれど、次第に似た次の事には飽きてくるともいえるかもしれないわ。

今回はこのわたしたち人間の飽きっぽさがどこからきたのかのお話。

初めて作られた生き物の名前は伝わっていないけれど、アヴルール様が「はじめに」いくつかの生き物の種類を作ったとは伝わっているわ。

前回、世界をあらかた作り終えたところまではお話したけれど今回はその世界に生まれた生き物のお話よ。

では、一緒に神話を紐解いていきましょう。

神話3

「世界には元素が満ちていた。それぞれの元素は絶対神アズの息吹から生まれた元素魂 ~イェード (ID) と交わることで

風の元素から「エルフ」「フェアリー」
地の元素から「ポークル」「ティターン」
水の元素から「ノーム」「フェルパー」
火の元素から「ドワーフ」「ムーク」
空の元素から「ヒューマン」「ラウルフ」という生き物を生んだ。」

さっといろんな生き物が生まれてしまったわね。

ここにきてようやくわたし達の初めのご先祖様が登場することになるわ。

わたし達が「魂」を基本にした生き物であることは、この世界に住んでいる人ならば常識よね?

クオパティ寺院で復活してもらえるのも、アライメント(性向)がそれぞれにあるのもわたし達の肉体を支配しているのは「魂」だからだともいえるわ。

でもこれってちょっとすごいわよね。「魂」は物理的、魔法的にほとんど干渉されない非常に強い性質を持っていて、肉体から抜け出てしばらくたって「魂」がロストしない限り、わたし達は厳密な意味で消滅しないのだから。

なぜこんなにわたし達の「魂」は強い性質を持っているのかしら?それは「魂」が絶対神アズの息吹から生まれた元素イェード (ID) だからということなの。

わたし達は遠く遠く、ものすごく今は薄まっているけれど、もとをただせば絶対神アズ様の一部ということなのよ。これは考えてみればとってもすごいことだわ。

神話のお話の第一回で話したけれど、絶対神アズをそれほど普段の生活で気にしない理由、その一端がこれかもしれないわね。

そもそも、わたし達は絶対神アズの息吹から生まれているわけだから、絶対神アズはわたしたちの奥底に常にいらっしゃるということもできるわ(さりとて、常しえに偉大なるは創造神アヴルールその方なり)。

自分が神様の一部・・・なかなか想像しにくいわね。でも神話は確かにそう伝えているの。わたし達の奥底には、創造神アブルール様にご命令なされるほどの神性をもつ絶対神アズ様の性質が薄まりながら伝わっているわけね。

たしかに、アズ様ってなんか気まぐれで飽きっぽい感じがしない?暇だから世界を創りなさいってアヴルール様にご命令なさったという話もあるし、わたしたち人類にも似たところあるわよね。

ともかく、世界にはこうして生き物がたくさんできました。それぞれの元素の性質を持っているけれど、姿かたちが全く違ってしまわなかったのは、創造神様の審美眼のおかげなのかもしれないわね。またわたし達の姿かたちはもとになった絶対神アズ様に似せて作られたともいう人もいるわ。そうだったら光栄なことね。

さて、今回のお話はここまでにしましょうか。ちょっと短いけれど、この次からは世界に生まれた生き物たちがどう行動していったかのお話が待っているから、きりがいいとおもうわ。

今日は少し早めに切り上げて、いまから街でやっている三周年のお祭りに出て行ってみるわ。いつもうすっくらい大学の図書館からこの記事を書いているから、飽き飽きしちゃった。

わたしもさっそくアズ様のご性格が出てきたようね。ま、たまには外に出て羽を伸ばすのもいいでしょう。

そういえば何の三周年なのかしら?

それでは、アヴルールの御名を讃えます。あなたとわたしに幸運がありますように。

Original Posted Date: Oct. 8th, 2014
Author: Unsinkable Sammy

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